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水平思考を実現する「6色ハット発想法(シックスハット)」

投稿日 2009年8月11日 / アイデア, 発想法・発想技法

「6色ハット発想法(Six Thinking Hats)」は、水平思考(ラテラル・シンキング)で有名なEdward de Bono(エドワード・デ・ボノ)博士が開発した、欧米企業でも採用されている注目の発想法です。「シックスハット」とも呼ばれています。

「6色ハット発想法」とは

「6色ハット発想法(Six Thinking Hats)」はその名の通り、6つの帽子を順番にかぶることで、思考の切り替えを行う発想法です。6色ハットの「色」と「性質」は次のとおりです。

・白 ・・・ 客観的思考     :数字・情報・データ・事実
・赤 ・・・ 直感的思考     :感情・感覚・直感
・黒 ・・・ 否定的思考     :懸念・注意・否定
・黄 ・・・ 肯定的思考     :評価・肯定
・緑 ・・・ 創造的思考     :提案・刷新・創造
・青 ・・・ プロセス管理思考 :俯瞰・管理・結論

「6色ハット発想法」のメリット

「6色ハット発想法」のメリットは、「発想の偏り」を矯正し、「会議の進行」を円滑に行える点にあります。

人間の思考というものは楽観・悲観の一面に偏ってしまう傾向があります。立場を変えることで、思考のギアを容易に入れ替えられます。ハットをかぶり分ける行為により、発想の壁を取り外し、自然と水平思考で考えられるようになるのです。

また、読者の多くが経験しているとは思いますが、ビジネス会議では「声の大きい人」「否定的な意見ばかり言う人」「主観と客観が入り混じる人」「枝葉の議論に持ち込もうとする人」など、様々な人がいて、会議がまとまらないことが多くあります。つまり、アイデアを出すという行為の他に、いかにうまく会議を進行させるかという課題が存在するのです。

「6色ハット発想法」では、その人がかぶっているハット(帽子)の色以外の発言は許されません。よって円滑な会議進行が実現します。

「6色ハット発想法」の基本的な手順

「6色ハット」の実施方法にはいくつかのパターンがありますが、ここではオーソドックスなものを紹介します。6色の帽子を順番にかぶり、意見・アイデアを出していきます。

1、6色の帽子を用意する
2、テーマをわかりやすい文章にする
3、司会役が○色の帽子をかぶるように指示。その帽子に応じたモードで発言をする
4、参加者が6色全てをかぶるまで繰り返す

「6色ハット発想法」のキカクル編集部独自手順

キカクル編集部では、上記基本的な手順を参考に、独自の「6色ハット発想法」手順を開発しました。6色の順番に工夫を加えている点、帽子ではなく「6色ハット発想法シート」を用意している点が異なっています。

ハットの順番をアイデアの発散→収束順に組み替え、特製シートを活用することで、ブレストが苦手な日本人でも多くの意見を抽出できるよう工夫をしております。下の「6色ハット発想法シート」をダウンロードしてお試しください。

1、テーマをわかりやすい文章にする
2、シートの赤色欄にアイデアを記入(2分)。発表。良いと思った他者アイデアを記入。
3、シートの白色欄にアイデアを記入(2分)。発表。良いと思った他者アイデアを記入。
4、シートの緑色欄にアイデアを記入(2分)。発表。良いと思った他者アイデアを記入。
5、シートの黄色欄にこれまで出たアイデアの中から3~5案を選び、肯定的アイデアを記入(2分)。発表。
6、シートの黒色欄に黄色で自身が記入したアイデアのマイナス点を記入(2分)。発表。
7、シートの青色欄に最終的なアイデアを記入(2分)。発表。

「6色ハット発想法シート」のダウンロード

キカクルテンプレート使用上の注意をよくお読みご同意の上、「6色ハット発想法シート」をダウンロードし、PDFファイルをプリンターでプリントアウトしご使用ください。

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