[調査レポ]エキナカの買物の7割が衝動的、「首都圏 駅消費実態調査」を公表
株式会社ジェイアール東日本企画(jeki)駅消費研究センターは、「駅ビル」「エキナカ」と呼ばれる駅の商業施設の近年の増加に着目し、首都圏生活者の買い場としての「駅」の存在の大きさとその特殊性を探るための調査「首都圏駅消費実態調査」を2009年に実施し、その調査結果を公表した。
調査結果として、エキナカ・駅ビル等の駅施設での買物は5割以上が衝動的な来店から生じたものであるという特異的なデータを得た。他の流通とは異なる「駅」特有のマーケットの存在が確認された。
■駅消費の特徴
エキナカ(駅の改札内)の買物のうち、「そのお店を見たときに衝動的に」来店を決めた買物が全体のおよそ5割を占め、「前にいた場所を出た後の移動中」に決めた2割を加えると、エキナカの買物の7割以上は移動中に決めた衝動的な来店によるものであった。
また、改札外の駅施設(駅ビルなど)の衝動来店率も5割に達し、買物全体の4割と比べ、駅関連商業施設における買物の大部分は移動中に決めた衝動的な来店行動から生まれているエキナカ(駅の改札内)の買物の7割、駅ビル等の買物の5割は移動中に決めた衝動的な来店によるものであった。
■駅の消費心理
駅及び駅周辺で買物をするときの気分を尋ねたところ、女性で最も高かったのは「気分転換をしたくて」で、 約7割が該当した。男性で最高は女性でも2番目に高かった「何か面白いことがあるかもしれないと思って」で、約半数が該当した。男女共に明確な目的を持たずに駅で買物を楽しむ人がかなり存在していることがわかった。
■駅消費の規模
全買物件数のうち、エキナカ(駅の改札内)における買物が2.5%、改札外の駅施設、駅ビル内の買物が7.4%。合わせて約1割が駅に関連する商業施設の買物が占めた。さらに駅から徒歩5分圏内までの買物まで含めると44.0%となり、首都圏生活者の買物の4割以上は駅周 りで行われていることがわかった。
尚、同調査は、2009年7月1日から7日までの期間、東京駅30キロ圏の市区町村在住の高校生を除く18から49歳男女個人2,750サンプルに、WEB日記式調査で実施したもの。
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